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大会3日目レポート

雨を凌いだ葛城のムービングデー 仲村果乃プロと荒木優奈プロが首位タイで最終日へ

満開の桜を背にショットを打つ仲村果乃と、ボールの行方を追うキャディやギャラリー

大会は3日目決勝ラウンドを迎え、4日午前8時からOUT・INコースの2ウェイ3サムでスタートしました。正午以降に雨が降る予報でしたが、最終組がホールアウトするまで持ちこたえ、競技は無事に進行しました。

風も穏やかだった3日目ムービングデーを終えて、トータル7アンダーで首位に立ったのは、最終組のひとつ前の組でプレーした仲村果乃プロと荒木優奈プロ。

仲村プロは2日目「65」の勢いそのままに、この日も好調なプレーを披露。5番パー5では3打目を直接沈めイーグルを奪うなど、1イーグル、2バーディの「68」をマーク。2日連続でボギーフリーという完成度の高いゴルフで首位タイに浮上しました。

一方荒木プロは、1番のティーショットを大きく左に曲げてボギー発進となりましたが、その後は冷静に立て直し、4つのバーディを獲って「69」とスコアを3つ伸ばし首位に並びました。

単独3位には仲宗根澄香プロ。「今日も1打づつ集中してコツコツプレーできた」と3バーディ、1ボギーの「70」でスコアを2つ伸ばしトータル6アンダー。首位と1打差で最終日を迎えます。

2日目に単独トップに立っていた菅楓華プロは、「ショットが乱れてバーディチャンスに付けられなかった」とスコアを伸ばせずイーブンパーでプレー。トータル5アンダーの4位タイに後退しました。

最終日の天候は朝から晴れる予報ですが、土曜日の夜に大雨が降る見込みとなっています。花散らしの大雨は、選手たちのプレーにどのような影響を与えるのか、第4ラウンドは5日(日)午前7時45分から、全選手がOUTコース1番ホールからティーオフし、午後には2026年の“春の女王”が決まります。

大会3日目のコメント

仲村 果乃
1位タイ(3日目:4アンダー トータル:7アンダー)

初日4オーバーでどうなるかと思いましたが、まさかこの位置まで来られるとは思っていませんでした。昨日はパッティングが良くて、4〜5メートルのバーディパットがしっかり決まったのが大きかったですし、今日はショットが良かった分、もう少し伸ばせたかなという印象です。それでもアンダーで回れたのは良かったです。コースは難しいので一打一打に集中して、グリーンは手前から攻める意識で。明日は気負わず、自分のペースで楽しみながらプレーしたいです。

仲村果乃

荒木 優奈
1位タイ(3日目:3アンダー トータル:7アンダー)

今日は80点くらいですね。ショットもパターもすごく良い感覚ではなくて、チャンスについた後のパットも決めきれない場面が多く悔しかったです。スタートでティーショットを左に曲げて不安もありましたが、2番でまっすぐ打てて落ち着けました。開幕からトップ10入りが1度もないなかでの最終日最終組でまだ実感はないですが、明日も丁寧にプレーしたいです。優勝スコアは意識せず、その時々で最善を尽くしてチャンスをものにしたいと思います。

荒木優奈

仲宗根 澄香
3位(3日目:2アンダー トータル:6アンダー)

今日も一打に集中して、コツコツとプレーできたと思います。しのぐ展開は特別得意という感覚はなくて、落とし場所に運ぶ作業を繰り返しているイメージです。アプローチも考えすぎずに判断できています。今週は経験や総合力が試されるコースなので、この位置で戦えているのは成長を感じます。優勝したい気持ちは強いですが、すべての一打は同じ価値だと思っているので、流れを切らさず前を向いていきたい。毎日が“初日”のつもりで、一打に集中していきます。

仲宗根澄香

菅 楓華
4位タイ(3日目:イーブンパー トータル:5アンダー)

今日はショットが少し乱れていて、バーディチャンスにつける場面が少なく、思ったより伸ばせなかったです。最終日ですが、何が起きるか分からないので、まずはノーボギーを目指してしっかり追い上げていきたいです。切り替えが大事だと思うので、ボギーを打っても引きずらず常に前を向くことを意識したいです。昨年の経験も生きているので、いい位置でプレーできることを楽しみながら頑張ります。

菅楓華

(文・写真/菅沼 昌喜)

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